1年くらい前からお話があった案件で、毎回ではないが時折レーザー加工を行ったとき多量にヒュームが発生することがあり工場内に拡散しているのを局排したいとのことでした。

加工機の天井は開放になっているので作業に支障が無いよう高さまで天吊りフードで設置して局排を試みました。

下準備中
加工機の開放部分を覆う為そこそこ大きな造りになりました
加工機の上での作業の為、足場を組んでもらい部品を落とさないように養生して作業中
吊り位置調整中

今回多量にヒュームが発生した時ある程度上昇するとはいえとフードの開口面が大きく距離もはっきりしなかったので吸えるか不安でした。

そこでフード内に邪魔板を取り付けて開口面を狭め風速を上げて吸わせるという
私の中では初の試みをしました。

足場との狭い中潜り込んで邪魔板を取り付け
邪魔板取り付け後

この日近くの川が増水するほど朝から雨が降っており、外作業を断念した別現場のメンバーが応援に来てくれたこともあり順調に工事が進みました。

新人社員初の排気ファン吊り下げ&位置決め

先輩社員の指導に熱が入ります。
後日足場が外され完成。試運転を兼ねて風速を測定しました。
開口面が多少均一ではないのか数値は乱れますが平均値は
概ね出ていたので効果があると実感しました。

投稿者情報

小林直弘