電気資材や金物、盤BOXを製造しているメーカー様より

塗装用の新工場を建設するので塗装・乾燥ラインを導入したいというご相談がありました。

こちらのお客様は数年前にも塗装設備の改造でお世話になっており、

今回リピート工事をになります。ありがとうございます!

まずは資材を搬入していきます。新工場なので床も傷つけないように気を付けます。

 

乾燥炉の組立です。ロックウールをつめていきます。

乾燥炉はW2,700×H3,200×L5,800になります。

燃料はプロパンガス、使用温度は50℃~180℃で設定可能、燃焼量は300,000kcal/Hr(PID制御)です。

 

塗装ブースの組立も進めていきます。

塗装ブースは6,000×3,000×H2,500の湿式ブース、上下流のプッシュプル型になります。

 

トロリーコンベアも据え付けていきます。170kg/1ハンガーを20ヶです。

 

処理ブース。塗装前や仕上げの処理等を行うブースになります。

こちらも上下流のプッシュプルで粉じんは床ピットに吸い込まれます。

 

コンプレッサーは使用量をお客様と打ち合わせし2,070L/minの吐出空気量のものを選定。

タンク1台とフィルタ3台導入しました。

 

外ではダクト屋さんがダクト工事中です。塗装ブースのダクトは屋根上1.5mまで立ち上げます。

 

ここまで2週間かった工事も終盤戦に入りまして、各調整や測定を行っていきます。

 

測定結果も問題なく無事に完成致しました。

 

 

 

今回はブース単体ではなく塗装ライン丸ごとということで大掛かりな工事でしたが

無事に大きなトラブルもなく終えることができました。

弊社では塗装ブース単体だけでなく、塗装ライン工事も承ります。

是非一度ご相談ください!

 

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中野翔太